東京大との共同研究によるAl系ミルフィーユ材料開発の論文発表

東京大の阿部 英司先生,江草 大佑先生,Kai Guan先生(現Jilin University)との共同研究による,
Al系ミルフィーユ材料(Al/Al2Cu)の力学特性支配因子を解明した論文がInternational Journal of Plastisity誌(IP:8.5)に発表されました.キンク形成応力はミルフィーユ層厚さにあまり依存せず,むしろ層が整列した領域サイズ(コロニーサイズ)に支配されることを明らかにしました.
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K. Hagihara, T. Tokunaga, S. Ohsawa, S. Uemichi, K. Guan, D. Egusa, E.Abe
Microstructural factors governing the significant strengthening of Al/Al2Cu mille-feuille structured alloys accompanied by kink-band formation
International Journal of Plasticity, in press.   (open access paper)
https://doi.org/10.1016/j.ijplas.2022.103419