耐熱材料開発に関する記事が朝日新聞に掲載されました.
7月6日の朝日新聞(朝刊)23面(科学面)に、「『1400度に耐える新合金』阪大チーム開発 発電タービン材料に」という見出しにて,超高温耐熱材料開発に関する記事が掲載されました.
本研究では,マテリアル生産科学専攻 中野研究室との共同研究として,(Mo, Nb)Si2ラメラ合金へのCr, Ir微量添加により「格子ラメラ組織」を発達させることにより,1400℃でも十分な耐熱強度を示すことを明らかに致しました.この新材料創成を実用化につなげることができれば,発電所,ジェットエンジン等の燃焼システムにおける熱効率を増大させることで,劇的なCO2削減につながる期待があります.
引き続き本材料の更なる特性向上に向け,研究を推進していきます.